“新たな秩序”という名のグループが「共和国」と銘打ったアルバムを作ったら、誰しもそこに開放的なものや希望やらを想像するだろうが、ここではそれはない。1993年に発表されたこのアルバムはギター・ヴォーカルのバーナード・サムナーがほとんどひとりで苦しみ苦しみ作ったらしいが、確かに<1>など曲調は明るいが悲痛な雰囲気も漂う。一般的にその<1>の出来が良すぎて他の曲が目立たない、などと言われるが、けっしてそんなことはなく、小粒ながらデジタルビートが心地好い良い曲がそろった傑作である。
当時電気グルーヴの石野卓球氏はあるレコード屋に買い物に行ったとき、このアルバムの冒頭が流れ、その素晴らしさにアルバム全てが終わるまでずっと、そのレコード屋にいたらしい。そんな逸話もある6作目。そしてその冒頭を飾るのが、バンドの全てを物語る名曲中の名曲『Regret』だ。泣いて笑って踊れるニュー・オーダーの魅力...まずはこれを聴けば全てがわかる。
試聴のみ。大変綺麗な状態です。
邦盤。ボーナストラック収録。
歌詞、対訳、帯付き。
サンプル。